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アドレス分類法
劇中たびたび聞く「P4X-752」等の星のコードネームのようなもの。ここではその分類法について考えてみたいと思います。

(1)設定
 「P4X-752」などの星々の呼び方について、劇中でカーターはこう語っている『2進数コードに基づいている』と。では実際どのように分類されているのだろう。

(2)解釈
 第一に確認しておくことは通常天体の位置を示すとき、天球(地球から見える空を球の内側に移したもの)上の天維・天経であらわします。

 さて本題。まずはじめに考えたのは、39個のシェブロンごとに文字を割り当てるという方法。しかしこれではうまくいかない。なぜならご存知の通り、アルファベットは計26文字、数字は0を含めて計10文字のため個の二つを足しても36文字にしかならないためだ。

 次に天体間のある程度の距離が把握できるため、その位置関係によって分類する方法。この場合目的の天体が近ければその呼び方は近くなるわけだが、『P3X』という呼び方は何度も聞くものの近くにある星とは考えられない。たとえSGチームが固まった区域を探検していたとしても、そこまで固まるとは限らないからだ。

 それではこういうのはどうだろう。劇中では「スターゲイトが目的地を特定する場合、六つの点、言い換えれば六つの辺と出発点であるゲイトをあらわす記号を使う」(図2-1)となっている。考え方は変わるが、この六つの文字を「羅列」と考えずに「組み合わせ」としてとらえることにしよう。

 まず、はじめの二文字について定義します。

 ここでは使用する図の都合上、回りくどい説明になってしまうが了承願いたい。
 みなさんは座標平面を見たことがあるだろう。XとYなどでこうせいされるあれだ。はじめに軸を二つとった場合、その二軸それぞれに0〜9、A〜Zの記号を振り分ける。このとき二つの軸上の値から00〜ZZまで計1,296個の組み合わせができる。(図2-2)

 さらにこの二軸に対してもう一本軸を追加する。こうすることで000〜ZZZまでの46,656個の組み合わせを作ることができる。これではじめの三つまで定義することができた。

 さて、残りの三文字についてはこう考えていいだろう。
 これまでに作った「000」などの値それぞれについて同じように000〜ZZZまで区分けする。こうすることで六つの文字が定義できる。つまり「○○○-×××」は「○○○」の中に「×××」が入っているところを想像してもらえればいい。

 次にそれぞれの天体をどのように配置するかですが、まずゲイトの全体数を考えたい。単純に考えて、シェブロンの数は39個、このうち一つはその星を表す記号のため、アドレスに使用するのは38個と考えることができる。ここから求められるのは『38の6乗=3,010,936,384』。つまり宇宙には約30億のゲイトが存在すると仮定できる。ではここで求めた000〜ZZZの値はいくつだろう。『36の6乗=2,176,782,336』約22億の値が求められることになります。

 これでは「すべてのゲイトに値を振り分けることができない。」そう思うかもしれません。確かにその通り、この二つの数値には約8億もの誤差があります。しかしここはこう考えてみてはどうでしょう。詳しいところはわかりませんが、現在のSGチームを20チームとした場合、実働部隊が5チームとします。彼らが週に3つの惑星を探索したとして一年で720、すべてまわりきるのには約420万年かかることになります。SG計画が始まって約8年、ゲイトのいくつかにはアクセスできないとしてもすべてまわり終えるのにはまだ相当の時間があります。それを踏まえたうえで考えると、こう仮定することが可能です。

 まず、先で求めた数値のどこかを地球に限りなく近い点と仮定して(ここではあえて真ん中をその点にします)、そこを基準に地球からの距離、方角に基づいて星を割り当てていく。もし、その惑星が消滅などしてアクセスできなくても座標はあるわけですからもちろんわりあてます。

 最終的に22億の値すべてにゲイトを振り当ててしまった場合を考えてみましょう。先ほども述べましたが、すべてまわるのにはどんなに早くても350万年はかかるとおもわれます。その期間のうちに科学は進歩して、よりよい分類ができるかもしれません。そう考えれば、現時点ですべてのゲイトにコードを振り当てる必要がないわけです。

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